2022年の夏ドラの中で全話見ていた「ユニコーンに乗って」が完結した。キャスティング的には女性陣ではなく杉野遥亮＆西島秀俊という男性陣が気になっていたドラマだったけど、二人とも絶妙すぎるキャラを見事に演じてくれた。
特に杉野君については、「妻、小学生になる。」でちゃんと知りましたが、人の良さがにじみ出ている感がすごいんだよなー。西島さんについては言わずもがなですが、この座組の中にスッと入ってきてるのがなんだかすごかった。
一方、主役の永野芽郁はナチュラルなキラキラ感が活きたお話ですね。正直、ドラマ自体はそこまで話題になっていない印象ですが、はまった役だったと思います。そう、はまったと言えば青山テルマだよなぁ、なぜ彼女がドラマに出ているのかはサッパリ分かりませんが、とてもいいキャラだった。あ、ドラマ出演については彼女のインスタに書かれてた。本業はミュージシャンだけど、ミュージシャンって役者向きの人も多いから、ぜひまた彼女のお芝居を観たいです。
物語的にはベンチャー企業が躍進するお話ですが、その世界に25年前にいた立場からするとかなり夢のような展開だったかな。まあ、ベンチャー企業と言っても様々なスタイルの会社があるわけで比較しちゃいけないけど、自分がいた会社は端的に言って地獄だったからなぁ、、、。ベンチャーにとって最大のネックは人なんだよね、上手くいってるときは何の問題も無いけど、一度ボタンを掛け違ってしまうと手に負えない感じになっちゃうからなぁ。とかなんとか、そんな経験もあったのでなんか純粋に見れなかったというのも正直なところです。
このドラマはスピンオフが見てみたい気がするけど、難しいだろうなぁ。みんなのその後を描く話をね。