安倍元首相が凶弾に倒れた。
参院選の最終盤、応援演説中の凶行。民主主義の根幹である選挙活動における出来事だけに、このような愚劣な行為に及んだ犯人を強く非難したい。
自分自身、日々選挙活動や政治活動に関わる立場として、この出来事はあまりにショックで正直今でも呆然としている。自分の住む選挙区には、今回と同じく凶行により命を失った政治家がいたから尚更のことだ。
今回の事件について、結局詳細は明らかにならないような気がする。単純に個人的な恨みにより、この犯行が行われた、それで終わってしまうだろう。
政治信条を問わず、多くの政治家やこの参院選に立候補している候補者は言葉にできない感覚に覆われているだろう。支援者である自分でさえそうなのだから。
それでも、政治は前に進まなければならない。
日本という国家は問題が山積であり、ましてや外交やグローバル経済における対応は困難を極めている。今回の参院選で民意を示し、政治は前に進み続けなければならないのだ。
自分にとって今回の選挙活動はすでに終了していたが、選挙戦最終日となる今日は改めて現場に出ることにした。政治を諦めるわけにはいかない、民主主義を諦めるわけにはいかない。
改めて、安倍元総理のご冥福を心よりお祈り申し上げたい。
政治家として私は彼のことを評価しないが、今回のような形で命を失っていいわけがない。自分が支持する政治家と、まだまだ議論を交わす必要がある相手だったから尚更のことだ。
このようなことが再び繰り返されないために、政治は何をすべきか。改めて難しい課題を突きつけられている。それでも、政治は前に進まなければならないのだ。