じぶんのはなし

2020年の2月7日


今年も2月7日は仕事をお休みにした。ここ数年、この日はいつもと違う行動を心がけている。

まずは、子供の幼稚園へ参観。3年間通い続けてきた幼稚園もあと1ヶ月ちょっとでおしまい。上の子も通っていたので、6年間足を運び続けてきた。講堂で体育、そして教室でいつもの授業風景。縦割りなので3年間同じ教室、さらには2人とも同じクラスだったので同じ教室で6年間。次にこの場所に来るのは卒園式だな。

どうしても掲載したい記事があったので、参観を途中で抜け近場のファーストフード店へ。平日の10時台、お客さんはほとんどいない。書きかけの記事を書いていると、徐々に人が増えてくる。1時間ほどで記事を書き上げ投稿予約をしお店を出る。

お店を出てしまったが、よく考えたらランチタイムだ。経堂はよく来る街だけど、1人でランチを食べたことはほとんどない。せっかくの機会なので街を歩く、東京農大が近くにあるので学生街的な雰囲気を持ちつつも、古くから続いているであろう老舗、新たにこの街で商売を始めたユニークな個店など、様々なお店が集っている。

一通り歩いた後、担々麺のお店を発見する。たぶん辛い、その中でも最も辛いであろう期間限定の『麻辣麺』をいただく。

『麻辣麺』
『麻辣麺』

見た目とは違い、あんまり辛くない。テーブルに青花椒をすり入れる、入れすぎで凄まじく辛くなってしまった、、、。個人的にはシモキタエキウエの香家の青鬼担々麺の方が好だな、おいしさも辛さも。

小田急経堂駅
小田急経堂駅

駅に戻り新宿へに向かう、映画を見るために。

今日は下北沢には行かない
今日は下北沢には行かない

見る映画は決まっている、今泉力哉監督の「his」と「mellow」。下北沢を舞台とした映画「街の上で」の初号を見て、今泉監督の作品に興味が湧いた。そして、たまたま新宿で2本の監督作品が上映されており、しかも時間的にはかなりギリギリだけで2本連続で見れそうだと知り、人生ではじめて1日に2本映画を見ることにした。

まずは新宿武蔵野館で「his」を見る。

「かつて恋人同士だった男性二人の、8年ぶりの再会から物語がスタートする 」

本当にこの程度くらいの情報しかない中で観る。でも、なんの前提知識も必要なかった。どうしても同性愛という言葉が重くのしかかってくるのかも知れないけど、同性という言葉は何の意味も持たない。そう、この映画は愛の映画だ、愛をテーマにした作品だ。愛があるから人は色々なことを想い、そして行動し、時には激しく衝突してしまう。愛とは受け入れること、相手のことを受け入れること。全ては愛なんだ、そのことをハッキリと見せつけられた気がする。

宮沢氷魚の熱を持たない演技、そして熱く燃え上がる演技に、完全に惹きつけられてしまった。空役の外村紗玖良ちゃんの純粋な言葉一つ一つが、心に音を立てて刺さってゆく。ラストシーン、あんなシーンを見せつけられたら、もうどうしようもなくなっちゃうよ。この作品「his」に出てきた全ての人を愛せるな。


エンドロールが終わりダッシュで移動する。直線距離だと5分ちょっとだけど、11階まで上がるのに予想より時間がかかってしまった。新宿バルト9で同じく今泉監督の「mellow」を観る。

「ラーメン屋さんとお花屋さん」こっちもこっちで、そのくらいの知識しかない状態で観たけど、同じくなんの前提知識も必要なかった。

もう、結論から言ってしまうけど愛ですよ、愛。人というのは人を想う気持ちがあるから愛が生まれる。日々たくさんの愛が生まれている。受け入れられる愛もあれば、散ってしまう愛もある。愛が元となる行動は、全てが尊い。それが、他人からどう見られるかなんて関係ない。そんな、様々な愛を感じることができる、それが「mellow」という作品だ。

もうこの作品でダントツに推したいのは浅井宏美役の志田彩良さん、どう考えても彼女の存在がこの作品の肝になっている。もちろん、夏目役の田中圭や木帆役の岡﨑紗絵の2人も普通の等身大なキャラクターを演じていてステキなんだけど、それを差し置いて宏美というキャラクターは、この映画の真の中心地にいた、そしてそんな役を演じきった志田彩良という女優に今後注目したいと感じました。


「his」と「mellow」を同じ日に観て、今泉監督という人が何を描きたいのかハッキリと分かりました。もう、書かなくてもわかると思いますが「愛」です。人を愛という観点で見つめそれを純粋に伝える、それが今泉監督が描きたいことなんだと。「街の上で」を観て、愛を描きたいんだろうなとうっすらと感じていましたが、想像以上に愚直なまでに愛を描いているんだと確信しました。

「his」や「mellow」もその舞台となった土地の特徴を活かした作品だと感じましたが、「街の上で」はそれが下北沢。もう、この作品を愛さない理由はどこにも存在しない。やっと、映画のレビューを書くことができそうです。愛をもって書きたい。

2020年の2月7日はまだ終わらない、新宿を離れ高田馬場へ。専門学校のホールで行われる「あのね」のライブを観る。ちょうど一曲目がはじまったところで滑り込み、この日もBa.のなつみさんが飛ばしてる。最近ひきっちゃんのドラムが存在感を増してきてるよねー。でもって、はっしーのボーカルは聞いてるだけで切なくなる、まあ、ピンスポ当てられすぎでめっちゃまぶしそうだったけど、、、。それにしても、本当にステキな3人。1月に自分のイベントに出てくれたけど、また必ず自分のイベントに出てもらおう。

異変はライブ中からあった。家庭内Slackに下の子供からメッセージが送られてくる。そして、LINEには上の子から同じようなメッセージが送られている、、、まあまあよくわからない事態が家で発生している。さっき観たばかりの「mellow」で描かれていたような意味の分からない事態が発生している。急いで家に帰ろうとするときに限って、電車もバスも目の前で出発してしまう。持ってるなーー。まあ、急いで家に帰ったけど何も大変なことは起きてなくてよかった。

予想以上に盛りだくさんな1日になってしまった。まあ、そんな感じでした、2020年の2月7日は。45歳の初日がこれだからなぁ、波瀾万丈な1年になりそうです。

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