2016年12月22日、大阪・福島2nd Lineのヒミツノミヤコの宴でパセリは突然生まれました。パセリの名のごとく全身は緑、おっとりとしたしゃべり口で不思議キャラ的な存在だったけど、ベースを持つと突如自信に満ちた表情で低音をかき鳴らし、このバンドのサウンドをしっかりと支えていました。
そんなパセリが、2017年7月20日の宴でヒミツノミヤコからいなくなってしまうことが発表されました。なんだか難しい病気にかかってしまい、からだが枯れてしまうらしい。突然の発表でなにがなんだかわからないけど、とにかく7月20日でパセリを観ることはできなくなってしまう。なんてことだ、自分が心から愛しているバンドからメンバーがいなくなることになってしまった。
ヒミツノミヤコはバンドだ、秘密の都という星から来たわけだけど、地球では他と同じくいちバンドだ。だとしたら、バンドのことはバンドで決めることが全てであり、ファンである自分がなにかを挟み込む余地は存在しない。もちろん、自分としてはこれからもパセリのベースを聞き続けたかったけど、それは叶わない。他人が決めた未来は、時にとても残酷だ。でも、それを受け入れるしかない。なぜならば、最も辛いのはパセリ本人と、ヒミツノミヤコの5人だから、、、。
そもそも、ヒミツノミヤコの世界に魅了されてから1年とちょっとしか経っていない。しかし、その中でもパセリの存在は大きかったことに気づかされた。受け入れるしかないとはいえ、その辛さは筆舌に尽くしがたい。そう、あのバンドから緑色の人が抜けた時と、まったく思いは変わらないんだ。ホントなら8月9日のシャングリラで、あのバンドの緑の人と、このバンドの緑の人は対面して、恐ろしく意味のわからない状況を観るはずだったんだ、、、。
パセリのラスト宴は、7月20日北堀江vijon。8月9日316nightの準備、そして、レギュラーで抱えている仕事からすると、どう考えても行けない、、、。私の代わりに、一人でも多くの方がパセリのラスト宴を見届けてくれることを祈っています。
とりあえず言わなきゃいけないことは、ありがとうパセリ、本当にそれに尽きます。あなたがいた6人のヒミツノミヤコは自分にとってかけがえのない思い出です。そして、パセリがいたからこそ、これからのヒミツノミヤコがある。そう言われる日が来ることを信じてやみません。
改めて、ありがとうパセリ。また、会える日まで。