劇団フルタ丸を追いかけて岐阜県美濃市に来ている。
今週末、三重県の鈴鹿サーキットでは元嶋佑弥が参戦するスーパー耐久が、そして約100km離れた美濃市では劇団フルタ丸が本公演ツアーを行っている。もう、なにも悩む必要はなかった。東京から鈴鹿まで400km弱、そこから100kmあまり、1日で500km移動したが苦は全く無い。そう言えば、昨年のF1日本GPの際は鈴鹿から大阪に移動しカトキットのリリースツアーファイナルを観た。自分が好きなモノを同じ日に堪能できることは本当に素晴らしいことだ。
劇団フルタ丸岐阜公演の初日、ちょっと簡単に言葉にはできないモノを見てしまった。シモブロに書いたレビューにはあまり詳しく書いてないが、ぶっちゃけお芝居が始まる前から泣いてた。
・岐阜公演初日、劇団フルタ丸 2016年 本公演ツアー 『ビッグマウス症候群』
駐車スペースが完全に埋まり、超満員の会場。物語の序盤、パンフレットとステージに交互に目を向けるお客さん。たぶん、フルタさんのことを知らない人も多く来ている。フルタさんの動き一つ一つが空気を変える。6人の役者のお芝居は、自分が見た東京公演の3日目とは全く違っていることに気づいた。ここに至るまでにどのくらい試行錯誤したのだろう、、、。
岐阜公演はあと2日、多分今日も超満員だろう。本当は鈴鹿に戻る予定だったが、今日は1日この街でのんびりすることにした。フルタは何を見て育ち、そして東京に来たのか、それを知るための1日になりそうだ。