大学時代にF1のミニコミ紙を作って大学内に貼りまくってた頃から『廣田 西五(ひろた・せいご)』というライティングネーム(ペンネーム)を使っていました。大学卒業してからもWebサイトとかにはずっと使い続けてて、ブログを始めてもツイッターを始めてもその名前を使い続けていました。
ちなみに語源は当時R大学の衣笠キャンパスから歩いて5分のところにある広田西荘5号室に住んでいたからです。6畳一間、共同のトイレと流しでお風呂はなかったので、竜安寺商店街にある谷口湯という銭湯に通っていました。まー、広田西荘も谷口湯ももうなくなっちゃったんだけどね。
そんな揺るぎないライティングネームが2015年から一気に不安定になります。そう、あれは2015年7月6日のあるツイートが発端でした。
と、そのツイートを埋め込もうとしたら鍵付きアカウントだった、、、や、とあるぽいずんのコが、俺のことを「下北さん」と呼び始めたのがきっかけです。あ、ぽいずんとはぽわんファンの総称です。確かに下北沢にいつもいることは事実ですが、自分より遙かにそう呼ぶべき方がたくさんいらっしゃり、「下北さん」と自称するのはいかがなものか。そんなことを考えていたら、普通にぽいずん界隈では「下北さん」と呼ばれ始めてしまい、ツイッターの名前を変更したのでありました。
ぽいずん界隈では「下北さん」と呼ばれることが増えてきたので、名前を廣田西五(下北さん)に変更した
— 下北さん(仮) (@ymkx) 2015, 9月 16
最初はあくまで廣田西五がメインでしたが、徐々に「下北さん」がメインとなり挙げ句の果てには期間限定で廣田西五を外してしまう始末。
11/6と12/2-5は、大学時代から20年以上使っている廣田西五を捨てます。下北さん◆ぽいずん、に改名します
— 下北さん(仮) (@ymkx) 2015, 10月 31
これは期間限定だったけど、その後は「下北さん(廣田西五)」に落ち着いたのでありました。
が、いや、しかーし、2016年1月18日、そう大雪で東京の交通機関が麻痺した日に発せられたぽいずんのツイートにより、さらに名前は変遷するに至ったのだ。
下北さん(仮)
— 不甲斐ないたろちは空を見上げた (@Suite_November) 2016, 1月 18
『下北さん(仮)』、なぜに(仮)なのか、それは2016年1月11日からぽわんの曲は「ボーイフレンド(仮)」しか聞いていない事に起因する。なぜこの曲だけをひたすら聴き続けているのかは割愛するが、とにかくこの曲だけをひたすら聴き続けていたのだ。いや、今この時点も聞いている。ぽわんが出している音源で「ボーイフレンド(仮)」は3枚のCDに収録されている、1つはEP「セーラー服を着させて e.p」の2曲目、2つ目はAlbum「BLUE」の5曲目、そして3つ目は12月のワンマンツアーで発売された「ライブDVD & CD」のCD8曲目のライブバージョンだ。この3つのバージョンでプレイリストを作り、ひたすら繰り返し聞き続けている。3分弱の曲、30分で10回、1時間で20回。もう、何時間聴き続けているのか分からないけど、100回や200回ではすまないくらい聞いている。
そして、この日も結局このプレイリストを聴き続けてぽわんの他の曲は1つも聴いていなかった。そんなときにあのツイートを目にしてしまったのだ。元々、「この曲のハイハットになって舘松子莉にチキチキされたい」といった常軌を逸したツイートを繰り返しており、ぽいずん界隈でもどん引き状態だったのだ。
ハイハットにはなれない、なれない以前に痛いのは嫌である。いくらリズミカルにチキチキされても、百戦錬磨のドラマー舘松子利に叩かれまくられるのはたまらない。それでは、名前に(仮)を入れればいいのではないか。常識的に考えれば全くもってしてそれが代替となるとは思えないはずだが、自分にとってはそれが最良の選択、ベストソリューション、Win-Winな関係と思えたのだ。もはや、その常識がいったい何なのかもさっぱり分からないことは言うまでもない。
こうして、2016年1月18日Twitterの名前は『下北さん(仮)』と改名されることになったのである。21年間使い続けていた廣田西五は名前の欄から消えプロフィールに格納することとなった。ありがとう、廣田西五。さんきゅー、廣田西五。