2016/1/23 『カトキット1.2.3チャレンジvol.2 初!ワンマン! 「カトキット最強伝説」』 木屋町DEWEY


2016/1/23
『カトキット1.2.3チャレンジvol.2 初!ワンマン! 「カトキット最強伝説」』
木屋町DEWEY
open18:30 start19:00
前売¥2,000/当日¥2,500(共に+1drink¥500)
《SOLD OUT!!!》

2015年3月に京都でぽわんのライブを観たときの対バンである『カトキット』。出会ったときはまさか京都まで来てライブを見るようなことになるとは思っていなかったけど、6月に出した1st mini album「雨ニモマケル手帳」が素晴らしく、気づいたらとんでもなくハマっていた。やっぱり、音源を出すってのは大事なことなんだね。そして、このバンドはとにかくライブが凄い。はじめて彼らに出会った京都の街で、俺は今日カトキット初のワンマンライブを観ます。とんでもない夜になる、凄い夜になる、必ずや。

katokitto_20160123

木屋町DEWEY

カトキット

Vo.Syn.Gt.あっけ、Ba.ジャパニーズ田中、Dr.コバヤシヒロユキのガールズボーカル3ピースエレクトロポップバンド。エレクトロ要素はふんだんに含まれているが、Vo.あっけのなにかに突き動かされているようなライブアクトが最大のポイント。そして、しなやかなベースさばきのジャパニーズ田中と、激しすぎでもはや残像しか観測できないドラマーコバヤシの二人が支える。何を隠そう、2015年一番推しベーシストはジャパニーズ田中であり、おっさんに対しておっさんが怒号で声援を送るというはた迷惑なシーンがこの日も観られるであろう。「ジャパニーズぅー」『たんなかあああああ!』「じ、ジャパニーズぅ?」『だーなーがーーーーーぁああああああ!!!』 先に謝っておきます、ごめんなさい、そしてありがとう(?)。
Webサイト: http://katokitto.wix.com/katokitto
Twitter: https://twitter.com/katokitto

ライブメモ: 彼女がなにかを絞り出すように歌い始める、何度も何度もそのシーンを観ているし聞いているはずなのに、今日はどうしても涙が止まらなかった。ミラーボールが回転数を上げはじめても、やっぱり涙は止まらなかった。俺は、京都でカトキットを観ている、たくさんのカトキットファンと一緒にカトキットを観ている。快感音楽が届いている間、どうにも涙は止まらなかった。

東京で何度も観ていたカトキットを京都で見る。その価値は自分が想像していたよりも、遙かに尊く、そして凄いものだった。その全ての時間が愛おしかった。ステージからもフロアからもとにかく愛が溢れるライブだった。その場所に自分がいたことが、本当に本当に奇跡的な事なんだと実感した。

あえて後方で観たのには訳がある、フロアがどんな雰囲気なのかを含めて確かめたかったから。思った以上に一人で来ている人が多かった、でも、ライブが進むにつれどんどん一体感が膨らんでいく。伝わってるなぁ、あっけちゃんの、カトキットの愛が。

途中、アコギを持ってフロア後方でイスに立ち、こんなことを言いながら歌い始めた。

『DEWEYはステージが低くて見えないから』

ああ、この人は本当にこのハコを愛し、自分のバンドを愛し、そしてここにいる人たちを愛しているんだなぁ。そう実感できた瞬間でした。

ライブレポートに近いモノを書こうかと思ったけど、純粋にライブを楽しもうと決めていたのでメモは一つもない。俺がなぜか一番大好きな「もう食べられないよ」でライブが始まった瞬間、その考えは正しかったと感じました。アンコールまで含めてしっかりと、本当にしっかりと創り上げられた完璧なライブ。もちろん、2016年観たライブの中では一番、何というか完全に自分の中のなにかを振り切ってしまったライブでした。

最後に、俺はこのバンドとの出会いを書くときに、出会いのきっかけとなったバンドの名前を書いていました。でも、それはもう終わり。もう、カトキットは自分が大好きで大好きでどうしようもない、そんなバンドとしてしっかりと刻み込まれました。そして、最高にカトキットの音楽と愛を浴びる1年がはじまりました。

愛のあるバンドは、愛されるバンドである
愛のあるバンドは、愛されるバンドである

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初DEWEY、こんなところにライブハウスがあるんだなぁという場所。学生時代にいつもこの辺りで飲んでいたので、余計にそう感じました。とてもいいサイズのハコ、今回のカトキットワンマンをこのハコで観ることができて良かった。今年は何回か京都に来ることがありそうなので、また来ることになるんだろうなぁ。最高なライブをありがとうございました。

あ、フロア後方で暴れ回っててすんません、、、ゆっくり観たい人たちもいるのに。最前列で観てても、後方で観てても楽しさは変わらない。

もう、自分がやることははっきりしている、一人でも多くの人たちにこのバンドに出会ってもらうこと。幸運にも2/13には下北沢BASEMENT BARでライブがある。まずは、そのライブを一人でも多くの人に伝えよう。