朝食無料の宿に泊まったけど、朝ご飯は決まっていたのだ。
藤枝のことを調べる中で最も気になっていたのは朝ラーメンというカルチャー。朝からラーメンを食べる、しかも温かいものと冷たいものの二杯を食べる。もう、どういうことなのかサッパリ分からなかったけど、それがお茶農家さんが仕事を終えた朝食べるものと聞き納得。
行ったお店は朝ラーメン発祥の店である『マルナカ』。朝ラーメンという文化と共に注目すべきは“志太系ラーメン”の味わい。のどごしのよいつるりとした麺に、魚介系醤油ベースのスープ、あっさりとしたチャーシューが特徴の深みがありつつさっぱりとしているのが特徴。温かいラーメン、冷たいラーメン、どちらも特徴的で美味しい。でも、このサイズの二杯はかなりぼりゅーみーーーーーーーーー。まあ、お茶農家の皆さんがお仕事された後に味わういっぱ、い、、、二杯ですからね。温かい朝ラーも美味しいですが、個人的には冷たい朝ラーがイチオシかな。こんな完成された冷やしラーメンは初めて味わいました。
その後、藤枝ではないけど、富士山静岡空港へ。
藤枝のお隣の島田市と牧之原市にまたがる場所、藤枝駅からだと車で30分弱かな。なんというか、この距離に空港がある事はかなり大きな価値だと思います。
その後、藤枝の小川商店へ。
藤枝に来た大きな理由の一つは、小川商店のハンバーグを味わうこと。すでにこの時点で、下北沢カレーフェスティバル2023で小川商店のハンバーグと下北スパイスのスープカレーのコンビは決まっていて、下北沢で小川商店のハンバーグも味わっていたけど、実際のお店でちゃんと食べてみたかった。
もうね、ガチですよここのハンバーグは。異次元のやわらかさ、これが牛100%とは思えない優しい味わい、和風オニオンソースとの相性も抜群。正直、下北沢にはこんなハンバーグを味わえるお店は存在しない、、、。このハンバーグを下北沢に迎えることができるのは幸せでしかありません。小川さん、最高だよあなたのハンバーグは!
その後、焼津市にある焼津さかなセンター、玉露の里、蓮花寺池公園のとんがりぼう、駅前の藤枝市場など色々なところを巡りました。唯一、焼津さかなセンターは20年くらい前に立ち寄った記憶があります。まだ、新東名が開通する前でしたね。玉露の里で玉露を味わいましたが、その瞬間に過去に味わったことを思い出しました。大学時代に宇治で飲んで猛烈に衝撃を受けました、まあお茶の味わいとはかけ離れていますよね。でも、おっさんになって分かったことはこの旨みは極上すぎるのだと。
で、初めて行く土地で必ずやることは、地元のスーパーに行くこと。
やはりスーパーは面白い。夜遅い時間だったのでお刺身やお惣菜はほとんど残っていなかったけど、藤枝の皆さんがどのような食材や調味料、お酒を飲んでいるのか触れることができました。
これまた詰め込みすぎの2日目が終了。3日目が最終日です。