ライブ2016

2016.9.20-24 記憶に残りすぎる5日間


2016.9.20(tue)
台風が迫っている、しかし、敢えて台風に向かい京都へ。台風なんだから絶対に行っちゃいけないのに鴨川の様子を見に行く、精神年齢中学生。その後、京都タワーレコードで「加速するラブズ」の新譜『みずいろのなかのラブレター』をゲット。その後は、いま一番惚れているベーシストと飲み。仕事に絡む話しから、お互いがなぜ京都にたどり着いてしまったのかについてと、もう何が何だか分からない展開。途中、ドラマーも加わり話しはさらによく分からない方向へ。結局7時間半同じ店で飲み続け散会。京都になぜ個性的なバンドが多いのか、おぼろげながらその理由が見えてきた。大宮にある宿まで徒歩で帰る。

2016.9.21(wed)
朝から宿で仕事。この日は午後から大阪なので、可能な限り仕事を片付けておく。本当は京都でランチしてから移動する予定だったけど、思うところがあり早めに大阪へ。阪急電車で梅田へ、そこから御堂筋線で心斎橋。マクドナルドで仕事の続き、どこにいてもできるとは言え、大阪で下北沢のことを考えるのは変な気分。その後、この日取材するバンドと合流して、大阪MUSEへ。はじめて入るハコだけど、ブッキングの方と何度も顔を合わせていたので色々スムーズ。リハーサルで照明や位置関係をチェックし、その後はバンドのお手伝い。この日は、「ヒミツノミヤコ」と「ぽわん」という自分の中でとても重要な2バンドが出演。取材は「ヒミツノミヤコ」、4月にこのバンドに出会って以来、とにかくその世界観に惚れ込んで大阪まで何度も足を運んでいる。
この日は「ヒミツノミヤコ」がトリで「ぽわん」が2バンド目だったので、「ぽわん」は後ろの方で落ち着いてみていた。が、落ち着いてはいられない、それが今の「ぽわん」というバンドだ。ライブの回数を追うごとに、その威力は増している。年末にはどんな状況になっているのか、今から楽しみでしょうがない。
そして「ヒミツノミヤコ」の出番。この日はボンちゃんの誕生日ということもあり、ボンちゃんがいつもよりさらに動き回る。悪茄子とぼけちゃんが喧嘩するという流れは実は好き。このツインボーカルが演奏の時にぶつかり合う様は、本当に惚れる。ただ、肝心の撮影はイマイチ、なんというかハコの規模と照明の具合を見誤ってしまい微妙な写真ばかりに、、、。やはりこの組み合わせは酒を飲みながら最前列で浸りたかったなぁ。

2016.9.22(thu)
始発で東京に戻る。東京は大雨。ずぶ濡れになりながらいったん下北沢へ、機材を置き、自転車で家に帰る。家に帰ってからは、全然使い物にならずぐったり、、、。しかし、夜は再び下北沢へ、シモブロでレビューを掲載した「ねこね、こねこね。」のレコ発がBASEMENT BARで行われる。レコ発にふさわしい3組、そして登場した「ねこね、こねこね。」は本当にステキなアクトを見せてくれる。もちろん号泣(なぜ)。このバンドの創り出す音楽が本当に愛おしい。フルアムバム制作の話題も飛び出し、今後に期待。

2016.9.23(fri)
朝から事務仕事、そして、9.21「ヒミツノミヤコ」の写真を整理。ボンちゃん中心に写真をセレクトしたけど、やはりピンクのベースボーカルの表情に心がざわつく。どう考えてもただのバンドマンではない。

夜はまず六本木VARITへ。大阪で見たばかりの「ぽわん」を再び。対バンの「川嶋志乃舞」さんは三味線奏者、しかしそのポップセンスはかなりの衝撃。ツーマンということもあり「ぽわん」も持ち時間は十分。久々に最前列で大いに騒ぐ。やはり、「ぽわん」は最高に爽快で楽しい。

さらに急いで渋谷LUSHに移動し「モルグモルマルモ」を見る。凄いなー、ホントに凄いバンドだなーー。4人の創り出す音楽の世界に浸る、本当にステキなバンドだ。ぜひとも下北沢に呼びたい。

2016.9.24(sat)
午前中はお家の仕事、のち今週二回目の京都へ。移動中、そして京都の街中で仕事をした後、GROWLY「加速するラブズ」のレコ発だ。無茶だけど、インタビューをしたこともありどうしても自分の目で3人のアクトを観たかった。このイベントは対バンが凄い。自分の中で3大重要バンドのうちのひとつ「カトキット」、そして先々週シェルターでレコ発を見たばかりの「SATORI」、京都の好きな3バンドが揃うイベントなんて滅多にない。
インタビューでカーミくんが注目していると話した「YAJICO GIRL」は衝撃的、本当に観ておいて良かった。そして「SATORI」はハッピー! フロントの2人がハッピーを振りまいているのは、後ろの3人がこれまたステキなハッピーサウンドを創り出しているから。やっと、このバンドの魅力が分かりはじめた。やはり京都は凄い街だ。

そして「カトキット」、あっけちゃんが大好きすぎな「SATORI」をしっかり楽しんでいたと思ったらステージではまったく別の顔になっている。完全にいつもの「カトキット」だ。この日は久しぶりにキットカットをばらまき、いつもとはちょっと違うセットの流れで進む。心が揺れたのは『サマーガール』。8月末にアプリとしてリリースされたデジタルシングルに収録されているこの曲がなぜか自分に刺さる。あっけちゃんの生み出す歌詞は、自分自身と凄まじいレベルで向き合った上に生み出されたコトバ。彼女がどんなことを経験し今このステージに立っているのか、そのことを考えるとなぜか泣けてきてしまう。この日もあっけちゃん、いや「カトキット」はサイコーのステージを見せてくれた。それが、このバンドなりのレコ発の祝い方なのだろう。

ギャーギャーズ」が騒然のアクトを繰り広げ、いよいよ「加速するラブズ」が登場する。『(1993)回目のプロローグ』にはじまり、『ジュブナイルレポート』と続く。もしかしてこれはアルバムの曲順通りにやるのかもしれない、予想通り『はじめてのダンスは君と』がはじまる。このミニアルバムの中でとにかくお気に入りの一曲。インタビュー記事にも掲載したけどただのラブソングじゃない、本当にただのラブソングじゃない。この曲をライブで演奏する3人はとにかくキラキラしていた。カーミくんといくみちゃんのめくるめくやってくるヴォーカルにふじぴーのベース。もう、ラブソングを歌うバンドとしてのステキ感は最強クラスだ! そんな3人を観てるとフロアも最高レベルに盛り上がる。
いくみちゃんが最高にカワイイ『TRUST MY HEART』、このミニアルバムの中では少しテンションの違う『Xmas Song』、そして『フェアリーテイル』でその盛り上がりは最高潮に! ミニアルバムの全曲をやり遂げステージをあとにする3人に、拍手は鳴り止まなかった。アンコールは『捨てられない魔法』、盛り上がらないわけがない。そして、アンコールを終えても拍手は鳴り止まずダブルアンコールへ。そんな状態で奏でられた『東京タワー』は、本当にこの場所に来たからこそ体験することができたサイコーの空間でした。本当に来て良かった。

 

とても貴重な5日間。自分が心から愛する「ぽわん」「カトキット」「ヒミツノミヤコ」、そして心から応援している「ねこね、こねこね。」「加速するラブズ」、そして「モルグモルマルモ」。とても大変だったけど、サイコーの5日間でした。

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