音源レビュー

『on Earth』 モルグモルマルモ



ON EARTH
モルグモルマルモ

2016年2月3日(水)、モルグモルマルモが2年半ぶりに3枚目のアルバムをリリースします。タイトルは『on Earth』、13曲入りでモルグモルマルモの魅力がぎっしり詰まった一枚です。

モルグモルマルモはGt.Vo.の藤谷祐太さん、Dr.Cho.の深田和良さん、Ba.の石像さん、Gt.の宇宙さん、Key.のおのしほうさんからなる5人組。説明が面倒なので公式サイトから引用すると、
「京都を中心に活躍する5人組ホイチョイチョイバンド・モルグモルマルモ。
ロック、パンク、フォーク、ポップス、メタル、ホイチョイチョイ。
どちらかというとホイチョイチョイに分類されるモルグモルマルモの面妖なサウンドは、一度聴いたら病みつきに。
今日もどこかでホイチョイチョイ!」
だそうです、なんだよホイチョイチョイって。

モルグモルマルモとの出会いは昨年3月のLive House nanoぽわんのツアーがこの日nanoであり、翌日から京都滞在だったので先乗りして行ったライブ。そうそう、同じタイミングでカトキットにも出会ってますね。あの時の印象はガールズボーカルだったこともありカトキットの方が強かったのですが、あのコンパクトなnanoのステージに5人の男が揃ってアクトする様が、強烈に印象的でまたライブを観る機会があればと思ったことを記憶しています。

結局、モルグモルマルモに再会したのは11月28日にBASEMENT BARで行われた【キムラ フミカ企画「箱の中の猫Vol.3」】。11月3日に大阪にいってモルグモルマルモ教に入信してしまったしょーへにょん(ぽいずん・最近幸せすぎ)が行くという事もあり、モルグモルマルモが折角下北沢に来ているんだったら観てみようとかなんか気軽な感じで観ました。が、そのライブが本当に楽しくて、俺も入信しちゃいましたモルグ教に、、、。特に、ドラムの深田さんがとても素敵な方でこの日もいろいろお話ししました。それから4日後、ぽわんワンマンツアー初日の12月2日またもやnanoで再会、この日はカトキットのあっけちゃんも交えてなんだかいろいろ話しましたね。

そして、年が明けた1月21日、これまたぽわんのライブで深田さんと再会。ちょうど、今回のアルバム発売に合わせてMVを作るクラウドファンディングをやってて、そういえば1月23日にMV撮るんですよねーとか。え、俺その日カトキットのワンマンで京都行くんだけど、じゃーきてくださいよ! とか、、、。まー、そんな感じで、昨年末から急接近したバンドなのです、モルグモルマルモとは。

って、出会いからの話しが長すぎて、全然アルバムの話しに到達しないじゃないか。そうだ、アルバムの話をしようじゃないか。まずは、収録されている曲名を並べてみる。

「on Earth」
1. KANPAI
2. Life on Earth?
3. 猫の恋
4. トルクメニスタン
5. さらば! 魚
6. ハッピーバースデー
7. エレキテル
8. 雨があがったら
9. いつもの時間
10. カッパ・キューカンバー
11. 夜のみんな
12. 桜クラクラ
13. シャラララ

こうやってタイトルだけ観てると、至って普通に見えてしまうんだけど、それはもうモルグ教に入信してしまっているからなのだろうか? あー、10曲目の「カッパ・キューカンバー」とか不穏な雰囲気がありますかね。

まだ、聞き始めて一日なので特に気になる曲について書くと、一番好きな曲は4曲目「トルクメニスタン」。あ、トルクメニスタンって国の事ね、旧ソ連から独立した、イランとかアフガニスタンの北にある国だよ。イントロの異国情緒溢れる雰囲気からぐっと持っていかれて、藤谷さんのヴォーカルと異国的サウンドが交互に飛び込んでくる展開にやられちゃう。一方、詞は徐々に明らかになっていくトルクメニスタンの姿と、ちょっと分かったからこそさらにトルクメニスタンが気になってしまうという展開。これね、もう、トルクメニスタン大使館にCDを送りつけて聞いてもらうべきだよ、うん、いや、マジで。トルクメニスタンツアーしてくれ!

次に好きな曲は、やっぱ1曲目の「KANPAI」。この曲は例のMVがらみで先に一部分を聞いていたこともあり思い入れがありますが、なんともモルグモルマルモらしい曲なんじゃないかな。サビでひたすら「cincin!」と叫ぶわけですが、それはイタリア語で「乾杯」の意味ですな。その「cincin!」と叫び続ける感じがとってもモルグっぽい気がします。

2曲目の「Life on Earth?」も好きだなー。この曲はどう考えてもライブで聞き入っちゃいつつもアガル曲、もう、完全にそういう作りなんだもん。「あうっっ!」って部分はふっかんさん(深田さん)でしょうか、、、。この曲はね、詞を意識すると一気に泣ける曲になっちゃうんだ。なんだろな、モルグからの世界に対する深い愛情を感じられる曲でもある。

6曲目の「ハッピーバースデー」は50秒弱の短い曲なのに、なんだか裏がありそうな曲。それがなんなのか、まだ、分からない。でも、絶対になにか含んでいるような気がする。

しかし、3曲目の「猫の恋」とか5曲目「さらば!魚」、10曲目の「カッパ・キューカンバー」とか動物な曲が多いなぁ、、、まて、カッパは動物ちゃうねん、妖怪やねん。ちなみに、この曲「Say Ho!」とか歌っててめっちゃポップでラップな曲調ですが、冷静に考えると恐怖な曲なのです。しかし、この詞を書けるってどんだけ天才なんですか!

あー、もう、きりがないんだけどどうしてもラスト13曲目の「シャララ」は触れておきたい。これはカッコいいですよ、ホントにカッコいいですよ。イントロのドラムのかっこよさはこのアルバムの中でも一番。でもって、これまた詞を読むと、、、なんか泣けるの、なんだか泣けちゃうの。ライブで観たい聴きたい、観たい聴きたい!!

モルグの曲ってイントロとアウトロが長い気がする。個人的にアウトロは短めでさくっと終わるのが好きなんだけど、モルグの場合は余韻が凄いのでこのくらい長さがあるのがちょうどいいんだよなぁ。ああ、やっぱうまく説明できないや。まー、1日しか聴いてないしねー、10回くらい聴いたけど。

そういえば、ふっかんさんがブログで全曲解説してるじゃん。というわけで、そちらも参照くだされ。

買う気にさせます!発売間近!モルグモルマルモ3rdアルバム『on Earth』を勝手に主観的全曲解説?〜前編〜
買う気にさせます!発売間近!モルグモルマルモ3rdアルバム『on Earth』を勝手に主観的全曲解説?〜後編〜

まー、音楽の好みってのは人それぞれだからなんとも言えないんだけど、もし、モルグモルマルモってバンドの曲を一度も聞いたことがないのなら、是非とも一度聞いてもらいたいです。でっかいタワレコなら視聴器に入ってると思うし、何曲か聴くだけいいので、是非とも試してもらいたいです。

最後に、モルグモルマルモの皆さん! 3rdアルバムの発売、本当におめでとうございます。そして、ステキな曲をぎっしりプレゼントしてくれてありがとうございます! 2月28日の新宿red clothでのレコ発ツアー「Tour on Earth」はもちろん行きます!! あああ、下北沢でもやってもらいてぇ!! 誰か呼んでーーーー、いいライブしますよーー、モルグモルマルモ!! あ、呼ばれてるじゃん、3月13日のBeat Happening!下北沢CIRCUIT PANIC!に。ありがとーー、ビーハプサーキット!!

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