一度諦めた企画を、改めて復活させる


2012年頃にやろうとしていた企画がある、オンラインファンクラブの仕組み。頓挫してしまったのにはたくさんの理由があるけど、最も大きな理由はプロジェクトを仕切っている自分自身のモチベーションがゼロになってしまったからにほかならない。そして、その後この企画は完成することなく闇に葬られてしまった。

2016年1月7日木曜日、会社で新年一発目のミーティングをやった。今年は昨年以上に地味に仕事をやるつもりでそのことを淡々と伝えていったが、終盤に思いがけないことを言われる。

「ファ○ジーを復活させようよ」

、、、まさかの名前だった。でも、実は自分の中でもうっすらとその思いはあった。昨年1年で90回のライブに足を運んだ、アーティストを支援したいという思いは日に日に高まっていった。最終到達地点は、今はなきハイラインレコーズ[*Wikipedia]と同じようなお店を開くこと。この街に来れば、いつだって全国流通してないアーティストのCDやグッズを買える、そんなお店をどうしても開きたい、そんなことを考えていた。でも、どう考えても単体ではビジネスモデルが成立しない。

でも、ファ○ジーがあれば、うまくつながるかもしれない。そうだ、バンドを支援する意味でもこれ以上の仕組みはない。あれから4年が経ちオンラインファンクラブの仕組みはたくさん生まれているけど、未だに混沌とした状況が続いている。まだ、間に合う、そうだ、まだ間に合うはずだ。

そして、昨日のうちに一気にサービス名まで決めてしまった。あの名前のままでは前に進めない、そう考えたらいつの間にか新たなサービス名を考えるところまで行ってしまった。ビジネスの中身はまだ組み上がっていないにもかかわらずだ。サービス名・サービス概要の発表は2月10日の「下北沢クリエイター新年会2016」で行う予定である。この取り組みに関わりたいクリエイターも興味がありそうなクリエイターにもぜひ参加してもらいたい。

たぶん、これが今の会社にとって最後のサービスになると思う。もう、これがダメなら諦めるしかない。競合サービスはたくさんある、もう悠長なことは言っていられないので短期決戦で行くしかない。じっくりと下北沢情報を整理する2016年前半の予定が一気に慌ただしくなってきた。でも、この企画は下北沢のためにも必ずなるはずだ。今年の夏は熱くなりそうだ。

なんて、カッコいいことを書いておきながら昨晩の謎新年会で酒を飲みすぎて猛烈な二日酔いとなり、お昼過ぎまで会社でうずくまっていたのはトップシークレットだ
なんて、カッコいいことを書いておきながら昨晩の謎新年会で酒を飲みすぎて猛烈な二日酔いとなり、お昼過ぎまで会社でうずくまっていたのはトップシークレットだ